動作原理
- 固定子巻線に対称三相交流電流を流すと、回転磁界が発生
- 回転磁界が回転子巻線を横切ると、回転子巻線に誘導起電力が発生
- 回転子巻線に電流が流れる
- 電流と磁束の間の電磁力によりトルクが発生し、磁界の方向に回転
- 回転速度が同期速度に近づくと回転子巻線の誘導起電力および電流は減少する
一次電圧および周波数が一定の場合の動作
電動機の一次側端子からみたインピーダンスは、二次抵抗r2とすべりsの比 r2/s の関数となる。
(一次電流、力率、トルクなども r2/s の関数となる)
電動機の回転速度が変わっても r2/s が一定ならばトルクは同じ値になる(トルクの比例推移)。
最大トルクはr2にかかわらず一定であり、最大トルクを生じるすべりはr2が大きいほど大きくなる。
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