工場配電 保護リレーシステムの構成要素 保護リレーシステムは様々な要素から構成され、システムとして電力系統を保護している。 構成要素のどれか一つに異常が生じると、システムとして正常な動作ができなくなってしまう。 計器用変成器 計器用変成器は、主回路の電圧・電流を保護リレーに入力す... 2024.02.29 工場配電
工場配電 保護リレーに要求される性能 保護リレーは、目的を達成するために、確実性、迅速性、選択性を備えている必要がある。 確実性 保護リレーは、異常が起きたときに確実に動作する必要がある。 動作すべきときに動作できないと、人が感電したり、電力設備に損傷を受けたりするおそれがある... 2024.02.29 工場配電
エネルギー概論 蒸気の乾き度 蒸気加熱で多く利用される湿り蒸気について、工場等判断基準の基準部分(工場)では、乾き度を適切に維持することが定められている。 蒸気の変化 蒸気は加熱を続けると次のように変化していく。 湿り蒸気(飽和水+乾き飽和蒸気) 飽和蒸気 過熱蒸気 湿... 2024.02.27 エネルギー概論
エネルギー概論 物体の放射 物体は、表面から放射エネルギーを放出したり、放射を受けたりする。 放射を受けた物体の反射率・透過率・吸収率の間の関係 放射を受けた分は、反射・吸収・透過される分にわかれる。 外部から放射エネルギーが与えられているとき、熱的な平衡状態にあれば... 2024.02.19 エネルギー概論
空気調和 業務用エアコンのエネルギー消費効率の指標 「エアコンディショナーのエネルギー消費性能の向上に関するエネルギー消費機器等製造事業者等の判断の基準等」では、国内向けに出荷する業務の用に供するために製造されたエアコンディショナーのエネルギー消費効率の指標として、通年エネルギー消費効率を使... 2024.02.17 空気調和
照明 事務所の事務室における推奨照度 事務所の事務室で推奨される照度の範囲は500~1000lxとされている。 根拠を以下に示す。 工場等判断基準における記載 工場等判断基準の基準部分(工場)では、照明設備について、 日本産業規格(...中略...)及びこれらに準ずる規格に規定... 2024.02.07 照明
法令及び命令 工場等判断基準 工場等判断基準とは、 「エネルギーの使用の合理化等に関する法律」に基づき、エネルギ一を使用し事業を行う事業者が、エネルギーの使用の合理化を適切かつ有効に実施するために必要な判断の基準となるべき事項を、経済産業大臣が定め、告示(注)として公表... 2024.02.07 法令及び命令
エネルギー概論 熱媒体の流体としての特性 熱交換器の熱媒体として、空気と水が広く使用される。 これらについて流体としての特性に着目すると、温度上昇に伴い 空気は粘性が大きくなる 水は粘性が小さくなる という性質をもつ。 粘性とは 「粘性」とは何か。「粘る性質」と、感覚的に理解してい... 2024.02.04 エネルギー概論
エネルギー概論 太陽からの放射エネルギー エネルギーの大きさ 地球に到達する太陽からの放射エネルギーは 約1.4kW/m2。 (大気圏の外側で、太陽光線に垂直な単位面積、単位時間当たり) 温室効果への影響 温室効果に関与する二酸化炭素と水蒸気は熱輻射のうち1μm以上の波長域に比較的... 2024.02.03 エネルギー概論
エネルギー概論 一次エネルギーと二次エネルギー 一次エネルギー 化石燃料や、太陽光・風力など、自然から直接得られるエネルギーを一次エネルギーという。 二次エネルギー 一次エネルギーによって得られる電力や水素などを二次エネルギーという。 二酸化炭素排出を抑えつつ水素を得るためには次のような... 2024.02.02 エネルギー概論