電気化学

電池

化学電池と物理電池

電池を原理で分類すると、化学電池、物理電池などがある。

化学電池

ある物質が他の物質に変化する反応(=化学反応)で生じるエネルギーを電気エネルギーに変換する電池を、化学電池という。

使い切りの一次電池と、充電式の二次電池に分類される。

一次電池の例としてアルカリマンガン乾電池がある。この電解質には水酸化カリウムの水溶液が用いられる。

以下 参考(アルカリマンガン乾電池について)

アルカリマンガン乾電池は、単に「アルカリ乾電池」と呼ばれることが多い。

使用される水酸化カリウム水溶液は導電性が良く、内部抵抗が少ないという性質をもつ。

マンガン乾電池よりも内部抵抗が小さいため、マンガン乾電池よりも電力が大きな用途にも適する。

また、自己放電が少ないため長期保存できる。

物理電池

光や熱など物理エネルギーを電気エネルギーに変換する電池を物理電池という。

太陽電池などがある。

参考文献

福田京平「電池のすべてが一番わかる」技術評論社(2013)

中村のぶ子「図解まるわかり電池のしくみ」翔泳社(2023)

「エネルギー管理士」カテゴリ 共通文献

オーム社編『2023年版エネルギー管理士(電気分野)過去問題集』オーム社(2022)

プロフィール

大学で電気工学を専攻し、現在は電気関係の業務に従事。
第一種電気主任技術者試験(電験一種)合格。

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