今回は、アルカリ蓄電池についてまとめます。
使用する電解質
電解質として水酸化カリウムなどのアルカリ性水溶液を使用した二次電池を、アルカリ蓄電池といいます。
主な種類
アルカリ蓄電池の種類として、ニッケル・カドミウム電池やニッケル金属水素化物電池などがあります。
特長・用途
アルカリ蓄電池は、急速な放電を可能とするため、ハイブリッド自動車などにも使用されます。
急速に放電すると、緩やかに放電する場合に比べて電圧が低下します。
ちなみに、急速に放電する場合とゆっくり放電する場合で、どちらのほうが電圧が低くなるか、または同じかを解答させる問題が、過去のエネルギー管理士試験で出題されています。
混乱する場合は、電池の等価回路(直流電源と内部抵抗が直列接続された回路)をイメージすると分かりやすいと思います。
つまり、電流が大きくなれば内部抵抗での電圧降下が大きくなる分、電池としての電圧は低下するイメージです。
おわりに
今回は、アルカリ蓄電池についてまとめました。
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